死産をゼロに。イングリッシュボーンの牛を残す【世界一の酪農経営】

ノーコファームズでは昨年(1997年)221頭の初産牛を平均18ヶ月齢で分娩させましたが、お産を介助したのは2頭、死産はゼロでした。
ノーコファームズは最初からこのような成功への道を歩んだのではありません。最初は彼らも半数以上の初産牛が分娩後の後産停滞、第四胃変位、食滞、アシドーシスになる経験をしたのです。
彼らが苦難の中からたどり着いた結論は、フリーストールではイングリッシュボーンの牛を残すことでした。

1.フリーストールならイングリッシュボーンの牛を残す

あなたの乳牛がイングリッシュボーンの牛かヨーロピアンボーンの牛かを判断する簡単な方法は、上の写真のように自分の腕で計ることだとノーコファームズのフィル・ヘルフターさんは説明します。

牛の真後ろに立ち、両手を伸ばしてフックと呼ばれる腰角突起をつかみます。

そのとき、あなたの両腕が腰角突起をつかむのにどれだけ伸ばされるかすべての牛で比較するのです。イングリッシュボーンの牛とはピンと呼ばれる坐骨から腰角突起までが長い牛のことです。

2.イングリッシュボーンの牛の特徴

  • 坐骨から腰角までが長い牛は背中が平らで、肋骨が開き、肩幅も広い。
  • 全体的に骨太で骨量のある牛である。
  • 胎児の入る容積が大きいため安産である。
  • 高い飼料摂取量が期待できる。

イングリッシュボーン

シリーズ『世界一の酪農経営』


この記事が気に入ったら、ご利用のSNSでシェア


その他のおすすめ記事

カリフォルニア海外研修2012/4/18 Kirby Mfg Inc

UPDATE 2012.04.28

4/18訪問 Kirby Mfg Inc 写真中央は3代目社長リック・カービィー...

ミネソタ海外研修 マルシア・エンドレス博士 コンポストバーンについて 2017/4/13

UPDATE 2017.05.30

2010年2月カリフォルニア牧場視察 2日目

UPDATE 2010.02.20

フロリダ海外研修 Alliance Dairy 2016/4/7

UPDATE 2016.06.21

冬に温水を飲ませる牧場 オータル・ファーム【イスラエル酪農研修 視察メモ】Ortal Farm

UPDATE 2008.10.20

その他の記事