自然の発酵を取り入れたサイレージ添加剤 サイロガード

サイロガードは、自然の発酵をうまく取り入れたサイレージ添加剤です。サイロガードの効果を、様々なデータを基に検証してみました。

サイロガードがもたらすサイレージの変化

サイロガードの効果を、様々なデータを基に検証してみました。

1.乳酸菌製品を使っていた牧場での使用比較データ(北海道)

最初の牧場は、毎年乳酸菌製品を使っていましたが、できあがったサイレージの酪酸とアンモニア態窒素が問題でした。そこで、昨年サイロガードを使っていただきました。表1は、乳酸菌製品使用時とサイロガード使用時の成分結果です。

(表1)
NEL1.39 → 1.52
CP14.6 → 13.8
NFC12.0 → 23.2
pH4.2 → 3.9
アンモニア態窒素7.0 → 4.3/td>
乳酸7.14 → 8.53/td>
酢酸0.45 → 0.83/td>

2.添加物を使わずにいた牧場での使用比較データ(北海道)

次の牧場は、いままで添加物を使わずにサイレージをつくっていました。この牧場ではサイレージのアンモニア態窒素が高いことが問題でした。そこで、昨年サイロガードを試していただきました。表2は、添加剤なしとサイロガード使用時の成分結果です。

(表2)
アンモニア態窒素29.41 → 4.93
pH5.60 → 4.00
乳酸未検出 → 1.00
酢酸1.17 → 0.59
酪酸0.55 → 未検出

表1、2の数字は現物中の数字です。

アンモニア態窒素は粗飼料に含まれるたんぱく質がエンジレージ中に酸素に触れることで発生します。サイロガードによって、サイレージのアンモニア態窒素が低くなったということは、粗飼料のたんぱく質が失われずに守られたことの証明です。

3.無添加・乳酸菌・サイロガードでの使用比較データ(ウイスコンシン州・2007)

アルファルファのサイレージで試験を行いました。この試験はグラスサイレージに置き換えて頂いて理解して下さい。アルファルファと数値が同等になるからです。

この牧場では、もともと収穫した時の収量とサイレージにした時の収量を計る習慣がありました。アグバッグ(ソーセージ型のサイロ)を使用しています。

3つに分けて比較してみました。
1つは無添加。
1つは乳酸菌を。
1つはサイロガードを入れました。

下の写真を見て頂くとよくわかりますが、生菌剤のものはおおきくチューブが小さくなっているのがおわかりになるでしょう。

サイロガードでの使用比較データ

収穫したときにサンプルを採って分析をしました。

60日後にサイロになった状態でもう一度分析をしました。

草の量の比較:最初に収穫したとき対60日後

Dry Matter Losses 乾物ロス
サイロガード乳酸菌無添加
収穫時の
DM/ポンド
148,536137,813181,836
60日後の
DM/ポンド
146,846123,683168,331
発酵の
DMロス/ポンド
1,69014,13013,505
DMロス%1.1410.257.42

上から下の量を引けば発酵によってどれだけ乾物が減ったかが分かります。 無添加のサイロは、約7%乾物が減りました。乳酸菌をつかったサイロは約10%乾物が減りました。無添加の7%と言う数値は決して悪い物ではありません。ところが、サイロガードを使ったサイロは約1%しか乾物が減りませんでした。これでサイロガードが草の栄養分を使用しないで発酵する事を理解して頂けることでしょう。

つぎに酸の構成について比較してみました。ほぼ同じ数値となりました。乳酸に対する酢酸の割合はサイロガードが最も良い数値でした。アンモニア態窒素もサイロガードを使用したものが1番少なかった。

サイロを積めて5日後の温度の比較

Fermentation at Feed-out 給与時の発酵
サイロガード乳酸菌無添加
pH4.44.54.3
乳酸%4.825.387.62
酢酸%0.990.591.14
プロピオン酸%<0.01<0.01<0.01
酪酸%<0.01<0.01<0.01
イソ酪酸%<0.01<0.010.28
エタノール%<0.01<0.01<0.01
アンモニア態窒素%CP7.4811.538.87

その結果、上のような結果がでました。

サイレイージ5日後の温度

サイロガードを使用したサイロは温度が上がらないことが解ります。温度が上がらないということは、植物自体が持っていた炭水化物を使っていないことを意味しています。サイレージの栄養が損失されていないという意味です。

カビの発生量の比較

つぎの表のようにサイレージのカビの量をサイレージ時と給与時と比較してみました。

カビの比較
サイロガード乳酸菌無添加
エンシレージ時のカビ
cfu/gm
300,000900,000100,000
乳給与時のカビ
cfu/gm
12,00020,00027,000
給与時のカビ種類80% Pen. 
20% Mucor
50% A. flav. 
50% Mucor
70% Pen. 
30% Mucor

同じ畑からとったにもかかわらず、カビの濃度がこれほど違うのが分かります。
ある年はまったくカビが生えなかったのに、次の年、前の年とまったく同じ方法でサイロを作ったにもかかわらず、サイロを開けてみたらカビていた。という事があると思います。

同じ畑でも、年によって、あるいは時期によってカビの発生度合いが変わります。

上の表の説明
cfu/gm: コロニー数/グラム(食品検体特有の単位。)
Pen(青カビ)
Mucor(ケカビ)
A.flav(アフラトキシン)
パーセントはカビの割合

イーストの量の比較

これも同じは畑から収穫したものにもかからわずイーストの数が大きく異なっています。ただサイロガードを使用したサイロでは、サイロを積めた時点ではイーストの数が多かったのですがイーストの働きを抑え、早く発酵できたので給与時のイーストの数は非常に少なくなっています。

イースト比較
 サイロガード乳酸菌無添加
エンシレージ時のイースト
cfu/gm
1,100,000500,000100,000
乳給与時のイースト
cfu/gm
<1,000300,0001,000

サイロガードは、投資効果の大きいサイレージ添加材!

理想的な発酵とは、乳酸を多量に生産して全体のphを即座に下げ、同時に粗飼料のエネルギー濃度を上げるように十分なヘテロ型発酵が行われることです。

ホモ型発酵のサイレージは失う栄養分だけでなく、乾物量も失いその格差は計り知れない物があります。上記の使用比較データから、厳しい畜産の状況を打破するためにも投資効果の大きいサイレージ添加剤であるサイロガードをお勧めします。

サイロガードの長所

生菌製品に対して
1.死んでしまう「菌」がない ≫ 効果を心配しないで済む
2.冷蔵保存は必要ない ≫ 効力は熱に影響されない
3.捨てないで済む(未使用の製品)≫ 製品の無駄、費用の無駄がない
4.賞味期限は3年 ≫ 翌年へ在庫できる
5.すぐに使えて(混ぜなくてよい)時間の無駄がない ≫ すぐ仕事にかかれる
6.どんな作物にも使える ≫ 在庫は一種類だけでよい
7.カビや酵母が少ない健康な飼料 ≫ 家畜の健康問題が少ない
プロピオン酸製品に対して
1.添加費用が安い ≫ 投資効果が高い
2.添加量が少ない ≫ 使用量が少ない
3.どの作物にも使える ≫ 在庫は一製品だけでよい
4.使う人にやさしい ≫ 不快なにおいがない

サイロガードは48年間、同じ原材料で製造されています。

製品には、ドライタイプとリキッドタイプの2種類があります。

サイロガードに含まれる材料は、すべてGRAS(アメリカで安全な材料)に認められています。酸も使われていませんので、人体にも悪影響はありません。サイロガードは特許商品です。

ドライタイプとリキッドタイプの2種類

サイロガード利用者の声

  • これで夏対策はサマーサイレージを与えることで万全。夏に自信もって牛を飼える。
  • 何年も使っているけど、使い始めてから事故がなくなったよ。なぜか、わからいけどね。
  • お守りのつもりで使用したが、予想以上の成果に大満足。保険以上の効果がでたよ。
  • 廃汁がなくなり、上から下まで同じ水分でカビにくく、全部食べさせられる。
  • 初めて食べさせた日に、乳量がアップした。
  • 残さず食べるので、つい食べさせすぎてロールが足りなくなりそうだ。でも、うれしい。
  • 酵素タイプは消化率が高くなり、スカム、沈殿物が減った。(流下式牛舎)
  • コーンだけでなくロールに使用して驚くほど廃棄ロールがなくなりました。
  • 3番草のように高水分でロールしにくいものも、ロールが可能になった。

弊社担当スタッフより

サイレージ作りは良いサイレージを保証してくれる添加剤が大切です。できあがって開封するまで、自信が持てないのは最悪ですよ。カビ毒、ボツヌリス菌の事故が多くなりつつあります。すばやくpHを下げてサイレージ化することが必須ポイント。

このようにナスアグリサービスの担当者に農家さんの声がこれほどうれしそうに語ってくれることはそんなに多くはありません。実際、サイレージなんか何も使わなくてもそんなに変わらない… と言う声も多く耳にします。また、金を使った割に良い結果のでないものを使って楽しくない気持ちになってしまった農家さんも数多くお見えでした。でもこの生の声で草作りを今一度感激したものにしたい… と感じた方は一度ナスアグリサービスへお電話下さい。

ご注意 サイロガードは機械添加に向いているリキッドタイプ(25kg)と顆粒のドライタイプ(15kg)があります。

ロールにはリキッドタイプ、バンカーにはドライタイプをお勧めします。奨励するご使用量は、どちらも同じでサイレージ原料1トン当たり1kgです。

リキッドタイプは、薄めたりせずそのままご使用ください。薄めると、サイロガード本来の効果が弱まります。

サイレイージ作りについてさらに詳しく解説します。

商品に関するご質問・ご相談がありましたら弊社の専門スタッフが対応させていただきます。 まずは、お客様の酪農環境をお聞かせください。


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