2012年4月 カリフォルニア海外研修

ナスアグリサービスが社員研修でカリフォルニアを訪問したのは2003年6月以来、実に9年ぶりの訪問となりました。

生産過剰から乳価の下落など、カリフォルニアの酪農情勢は当時とは随分変わり、また、臭気による大気汚染の規制が厳しくなり、どの牧場も糞尿等の臭気には頭を悩ませていました。

イーストカルチュアー、サイロガード使用牧場やKirby社を訪問し、徐々にではありますが、酪農情勢も回復しつつあると肌で感じました。

また、関心の高かった飼料設計ソフト「AMTS」のセミナーもあり、非常に有意義な研修となりました。

厳しい情勢であっても、イーストカルチュアーやサイロガードを取り入れて効率の良い経営を目指すカリフォルニアの酪農家の姿を日本の農家にも伝え、是非利用をしてもらいたいと思います。

良いものを販売しているという自信を社員一人ひとりが実感できた研修になりました。

カリフォルニア海外研修の日程

Tulare郡 DATA

★全米で一番の酪農郡(350軒)

★郡の農業生産物は1.牛乳、2.ブドウ、3.アーモンド

★飼料源はアルファルファ、コーン、オレンジ、大豆ミール、アーモンド殻、DDGS、他乾草等

★夏は乾季、冬の3ヶ月は雨季

★春の乳価は低く、牛乳100ポンドあたり$1~$1.5ほど赤字が出るが、効率的に経営

★自給飼料として小麦、コーン(2期作)、アルファルファを栽培

Tulare郡 DATA


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